チェコに本拠を置くSatoshiLabs社が製造している「Trezor Model One」。ハードウェアウォレットの中では比較的昔からあり知名度も高い製品です。
Trezor Model One の概要
価格
$59
対応コイン
BTC, ETH, XRP, BCH 等
(対応コインは以下から確認できます)
公式ソフトウェア
- Trezor Suite
- デスクトップ版
- ブラウザ版
- Trezor Suite Lite
- モバイル版 (iosは機能制限有)
主要ウォレットアプリケーションの対応状況
MetaMask, Rabby等に対応
大きさ・見た目
あとで更新します
Trezor Model Oneの推しポイント
最近でこそ色々なハードウェアウォレットが発売されていますが、一昔前はTrezorかLedgerが主な選択肢でした。
ハードウェアウォレットのメーカーがそもそも信頼できるかどうかは重要な要素です。メーカーが悪意をもっていれば容易に不正を行うことができてしまいます。
その点、長年販売を続けられている=重大な事故がなくある程度信頼されている、と評価できます。
- 長年の実績がある
- Ledger社と並んで老舗
- 価格が安い
- ハードウェアウォレットの中ではかなり安価。送料や為替レートにも左右されるが、諸々込み1万円前後で買える製品は少ない。
- サードパーティウォレットで利用可能
- MetaMaskやRabbyなどで使える
- PCでのPIN解除操作が比較的簡単
- 個人的にはLedgerシリーズよりも楽
- デスクトップ版およびブラウザ版のTrezor Suiteが利用可能
- デスクトップアプリ嫌いな人には○
Trezor Model Oneのイマイチなところ
- SOLに非対応(ADA, XMR, XRPも非対応)
- 上位モデルのTrezor Model Tや2023年に発売された後継機のTrezor Safe3では対応
※各コインを選択すると対応ウォレットアプリケーションも確認できるので普段使うものが対応しているか確認しておくことをオススメします。例えばDogeCoinにも対応はしているもののThird-party walletsには対応していないためTrezor Suiteでしか利用できません。
- iOSでは使えない
- iOSではトランザクションの発行ができないため実質利用不可。
Trezor Model Oneが向いているユーザー
「触る予定の通貨が対応しており、特にEVM互換チェーンをメインにする場合はおすすめ」
価格が安く必要十分な機能・ユーザーエクスペリエンスも比較的良いという点で幅広くおすすめできます。対応通貨が不足している場合は上位モデルのTrezor Model TやTrezor Safe3をオススメしますが、現時点ではサードパーティウォレットの対応がされていないため他社のハードウェアウォレットと比較検討してみた方がいいでしょう。
まとめ
Trezor Model Oneは実績・コスパ面で優れるハードウェアウォレットです。対応しているコインを確認して問題ないのであれば初めてハードウェアウォレットを購入するユーザーにもオススメできます。