Trezorシリーズの新製品「Trezor Safe 5」が発表されました。
Trezor Safe 5はTrezor Model Tの後継機に位置付けられます。
主なTrezor Model Tとの違いは以下とのこと。
・セキュアエレメント
・触覚エンジン(本体を操作した時に振動で反応があるっぽい)
・ゴリラガラス
・高度なマルチシェアバックアップ
所感としては正直他社のハードウェアウォレットと比較して目新しい要素はないなあというのが正直なところです。
高度なマルチシェアバックアップというのはTrezor Safe 3と同じものでしょうか。
触覚エンジンとやらはまあ他のハードウェアウォレットにはない気がしますがおまけ要素ですし、セキュアエレメントの搭載は喜ぶべきことですがこちらも正直他のハードウェアウォレットでは搭載されているものが多いのでようやく追いついたという印象。
しいて言うならTrezor Modle Tではタッチパネル周囲が樹脂で囲まれていてそこに指に当たって操作性を悪化させていた部分は改善されてるように見えますね。
個人的には同時期に発表された以下のアップデートされたマルチシェアバックアップであるSLIP39のアップデートの方が気になりました。
マイナーアップデートではあるもののいくつかの工夫により使いやすくなったらしいです。
こちらは後日調べてみようと思っています。
話がそれましたが、Trezor Safe 5はTrezor Model Tと同様にTrezor本体の操作性やアプリの操作感を評価する・シードフレーズの分割バックアップが使いたい、というユーザーにとって検討対象になりそうという風に考えています。
現在はPre-Order期間となっており価格は169ドル。
Trezor Safe 3のときに引き続きビットコイン専用モデルも発売されているようです。